すべてはお客様のため。
池乃屋園では、茶園栽培・製造加工において、美味しさへのこだわりを持っています。
私たちは、自信を持って美味しい狭山茶をお届け致します。
「良いお茶は、良い原葉から」というのが当園のモットーです。
美味しいお茶は、管理良く栽培された原料茶葉があってこそ造ることができます。良い機械設備や技術があっても加工前の原葉次第で品質は大きく異なります。定期的に全ての茶畑の土壌診断をおこない、分析データをもとに、必要なタイミングで、必要な量、必要な種類の肥料を施すことにより、常に土壌内の成分が潤った状態を保つことができます。「土づくり・土壌管理」はとても重要であり、良い土で育つ茶畑からは、とても良質な原葉を収穫することができます。先代から引き継いだ経験にデータを上乗せすることで品質向上化と効率化を図り、原葉の品質に強いこだわりを持っています。
現在の機械製茶の原点は、「手揉み茶製法」にあります。当園では、日頃から品評会などを通じて、手揉み茶の技術向上に励んでいます。この技術を機械製茶に活かすことで、細かなお茶の変化にも気が付くことができ、より確実で丁寧な製造をすることができます。
「一葉入魂」の精神を常に持ちながら、美味しいお茶を製造します。
狭山茶の産地は、比較的冷涼な気候であるため、厚みのある茶葉が生産されます。この厚みのある茶葉に、火入れ(焙煎)をすることで、狭山茶特有の強い「火入れ香」や「濃厚な旨み」を引き出すことができます。この火入れは、商品の品質を決める上でとても重要であり、独自の個性を出すこともできます。当園では、お茶の種類、品質ごとに5つの火入れ機を使い分けています。お茶を持つ本質を見極め、お茶に合った火入れをすることで美味しいお茶が仕上がります。
お茶は、火入れをしてから時間の経過とともに色、鮮度、焙煎香が劣化してしまいます。当園では、大口ではなく、出来る限り少量で丁寧に火入れをすることで時間による品質低下をさせません。
お客様には、いつでもフレッシュなお茶をお届けします。
お茶を飲むとき、「このお茶はどんな人がつくっているのだろう」と考えたことはありますか?当園では、「茶」を通じて、積極的にお客様とのコミュニケーションを図っていきます。
「自園・自製・自販」だからこそ築ける、お客様と生産者の顔が見える関係。とても大切に考えています。